今回はKOKUYOから発売されているカルカットのレビュー記事となります。
忙しい人向け 二言でわかる解説
切った断面が直線で綺麗。
あまりオススメできません。
カルカットとは
カルカットはKOKUYOから発売されているセロテープで、その名前の由来は軽い力でテープをカットできることからきています。据え置き、ハンディ、スチール、スチール2連、クリップとタイプが充実しており、用途に応じて合ったものを選択することができます。
カルカットの詳細なデータ
横:
14.2cm(大巻)
9.1cm(小巻)
縦:
10.3cm(大巻)
6cm(小巻)
幅:2.7cm(共通)
重さ:
103g(大巻)
44g(小巻)
サイズ:大巻(幅1.8cm外径9.6cmまで対応)、小巻(幅1.8cm外径5.2cmまで対応)
カラー:
大巻
■黒
■ピンク
■緑
□白
小巻
■緑
■ライトブルー
■ピンク
□白
本体価格:
680円+税(大巻)
500円+税(小巻)
カルカットの公式HP:https://www.kokuyo-st.co.jp/stationery/karucut/
KOKUYOの公式HP:https://www.kokuyo-st.co.jp
使用感
カッティングの機能面
力があまり要りません。切るテープ部分をカッター部分に当てて下に力を2秒ほどかけると軽く切れます。力が要らないというと言い過ぎになってしまいますが、強い力は不要で楽です。
個人的にそれよりも気に入っているのは、その切断面です。切断面がギザギザしておらず、まっすぐにテープをカットできている点がテープの見た目を美しくしています。
切断面がギザギザになるのは、テープカット時にカッターがテープに対して斜めに当たっているためで、カルカットは垂直に当たるように設計されており断面が綺麗な一直線になります。
切れ味もよく、セロハンテープ以外にもPP(ポリプロピレン)テープ、メンディングテープ、マスキングテープといった多くの種類のテープに対応しています。
様々な使用場面
ハンディタイプなので、机の上に置いて使用する際に滑り止め等はありません。そのため、片手でのカットもできません。置いて使いたい場合は素直に据え置き型を購入する方が良いでしょう。
ハンディタイプは文字通り、手で持って使用するのですが、持ちやすく設計されています。利き手じゃない方の手でカルカットを持ち、利き手でテープを引いてカットする、その動作が自然な流れで行うことができる形状になっています。
テープ交換もカルカット本体に矢印と「あける」「しめる」が記載されており、簡単に行うことができます。
安全性
切断面が一直線なので、刃の切れ味がすごいのかと思いましたが、そうでもなく、直接刃を触ってみても切れません。触ってみると滑らかで、普通のセロテープのような深いギザギザがないため、小さな子どもでも安全に使えると思います。
オススメ度
ハンディの持ちやすさと据え置きでも使える滑り止めのような機能が両立されているともっと良かったと思います。ハンディの持ちやすい形状にカルカットの底部分(空洞)が関係ないため、改良されることを期待したいです。子どもの使用には軽い力で使用できて、刃の部分の安全性も高いため、このオススメ度となりました。